毎日、家事に仕事に子育てに…
気づけば自分の時間なんてほとんどなくて、家族のために、と気力を振り絞る毎日。
「私、ちゃんとやれてるのかな?」
「もう少しだけ、ラクになりたい…」
そんなふうに感じること、ありませんか。
子どもは大切だし愛おしい。だけど、それと「しんどい」という気持ちは別物。
それを感じてしまう自分を責めなくてもいいんです。
ここでは、40代後半のママだからこそ抱えるしんどさにそっと寄り添い、
少しでも心が軽くなるヒントをお届けします。
1. 「しんどい」は甘えじゃない

「子どもはまだ小さくて手がかかるけど、自分はもう40代後半…正直しんどいな」
「子どもはもう大きくなってるけど、心配事が尽きなくて、気持ち的にしんどいわ…」
そう思ってしまうのは自然なことです。
子育ては、ゴールの見えない山道を歩き続けるようなもの。
年齢と経験を重ねても、体力や気力は確実に変化します。
40代後半では、更年期やホルモンの揺らぎ、体の疲れやすさが加わり、
以前より同じことが重く感じられるのは当然のことです。
私も高齢出産だったので、40代後半の年齢ですが、下の子はまだ小学生なんですね。
男の子なこともあり、言うことを聞いてくれなかったり、
買い物などで出かけるにも、自転車で付き合わされることもよくあります。
さらに、私達の年代は「親の介護」や「将来の不安」など、子育て以外の課題も重なります。
そんな中、日々頑張っているのですから、「しんどい」はあなたの心と体の正直な声。
それを否定せず「今、しんどいんだな」と認めることが、次の一歩への第一歩です。
2. 子育ての中で押し込めてきた自分の気持ち

「自分のことより、まず子ども」「家族が優先」
長年そうしてきた結果、自分の気持ちを後回しにするのが当たり前になっていませんか。
「疲れた」「助けてほしい」と思っても、
「周りにいる同年代のママ友たちも頑張ってるし…」
「弱音を吐いたら、家族や同僚に迷惑になる…」
そうやって胸の奥にしまい込んでしまう。でも、その積み重ねは、心と体を確実に重くします。
あなたは毎日、よく頑張っています。
家族だけではなく、あなたの心と体の声にも耳を傾けてあげてくださいね。
弱音を吐くことは家族を困らせることではなく、「お母さんも人間なんだ」と知ってもらうきっかけになります。
私の両親にグチをこぼしたことがあるのですが、
「母さん(私の母は、4人の子どもを育てながら、父の自営業をサポートしていました)もやってたんだから、おまえもできるだろ」と言われました。
グチをこぼす相手もいないとなると、かなりしんどいですから、発散できる話し相手がいると良いですね。
話すのが難しければ、紙に書き出すだけでもOK。
言葉にすることで気持ちは整理され、少し軽くなるんですよ。
3. 少しでもラクになるための小さな工夫
大きな変化は難しくても、小さな工夫なら今日からできます。
- 1日5分、自分のためだけの時間
朝や夜、ほんの5分でも好きなことをする時間を確保する。 - 「今日は〇〇しない」と決める
掃除をしない、夕食はお惣菜にするなど、完璧をやめる勇気を持つ。 - 家事・育児を一人で抱え込まない
家族やサービスに頼るのは、自分を守る大事な方法。デリバリーを利用すると、案外子ども達は喜ぶものですよ♪ - 「無理しない」ではなく「無理を減らす」
回数や量を減らして、自分の負担を具体的に調整する。
私はよく家事の合間に、コーヒーを飲みながらウェブマンガを1話だけ読んだりしています。
以前は食事も気を使っていましたが、子ども達に「何でもいいよ」と言われることが増えました。
「なんだ、何でもいいんだ…」と思ってからは、かなり気持ちが楽になりました。
お総菜で済ませたり、目玉焼きやウインナーを焼いたりするだけの日もあります。
1日手を抜いても明日病気になったりしませんから、あなたも時々は自分を甘やかしてあげましょう♪
夜に時間が取れるときには、ゆっくりお風呂に入ることもおすすめです。
疲れがとれるのはもちろん、自分のために良い香りの入浴剤を入れたり、好きな本や映画を見ながら、時間をかけて自分を労わってあげましょう。
小さな積み重ねが、日々のしんどさを確実にやわらげます。
![]() | 価格:605円 |

こちらの商品は、楽天で取り扱いのある入浴剤。
見た目も可愛くて使うのがもったいないくらいですが、たまには自分へご褒美をあげましょう♪
4. 自分を大事にすることは家族を大事にすること

ママが元気で笑顔でいると、家族全体の空気がやわらかくなります。
反対に、疲れやイライラが溜まると、会話や雰囲気も重くなります。
それだけ、あなたの存在は家族にとって大きいのです。
だから、自分を大事にすることはわがままではなく、家族を守る行動。
お気に入りのカフェでコーヒーを飲む、好きな香りのハンドクリームを塗る、映画を観る——
小さな「好き」を生活に取り戻すことが、家族にも良い影響を与えます。
私の友人は、月に1回くらいはひとりで出かけたり、友達と外食や飲みに行ったりすることもあるそうです。
子どもを旦那様に預けて外出は気が引けるかもしれませんが、きちんと話せばわかってくれるはず。
1日と言わず数時間でも、自分の好きなことに時間を使うと気分転換になるし、家族の大切さが身に沁みて実感できますよ。
時間を自由に使わせてもらったお礼に、子ども達が好きなメニューの食事を準備したり、頑張ってくれた旦那様にも自由時間をあげたりしましょう。
ママだけが「私ばっかり頑張っている」と思ってしまうくらい、家事・子育てと仕事の両立って大変。
その大変さは、周りの人や家族でも、あなたが声に出さないと気がついてくれないものです。
家族みんなで、お互いを思いやる気持ちを持つきっかけになると良いですよね。
5.まとめ

- 「しんどい」は甘えじゃなくあなたの心と体の正直な声。年齢と経験を重ねても、体力や気力は確実に変化している
- 「しんどい」は、子育て中に押し込めてきた自分の素直な気持ち。自分の気持ちを家族に伝えたり、紙に書いてはき出してみたりしよう
- 「しんどい」と思ったときは、家事や育児を「完璧にこなすこと」をやめて「少しラクな気持ち」で家事の負担を減らす
- 「しんどい」とあなたが思っていると、家族にも悪影響になる。自分を大事にすることはわがままではなく、家族を守る行動と考える
ここまで読んでくれたあなたは、きっとたくさんのことを抱えてきた人。
その頑張りは見えなくても、確かに積み重なっています。
「しんどい」と思う自分を責めず、今日からほんの小さな一歩を。
その一歩が、あなたの未来を少しずつ明るくしていきます。
どうか今日、少しだけ肩の力を抜いて、
「これからもやっていけるかもしれない」と思えますように。
あなたの笑顔は、家族にとってかけがえのない宝物です。
あなたがいつも笑顔でいられるように、たまのご褒美としてもゆっくり自分の時間を楽しみましょう。
可愛らしい入浴剤を入れて、良い香りに包まれながら、ゆっくり日々の疲れを癒すのもおススメですよ♪
![]() | 価格:605円 |

コメント